熱収縮チューブ

いろいろな方のブログを拝見していて、かなりの方がたもの柄の保護をされていることを知りました。

確かに、磯の上で無造作に置いておくものですから、キズが付きやすいのは事実です。

そこで、私も真似して手持ちのたもの柄を保護してみました。

いろいろな方法がありましたが、たもの柄のデザインを損ねない、透明の熱収縮チューブを使用することにしました。

上の写真は、透明で直径30ミリ、長さ10メートルのものです。(これで 5,000円程度と、けっこうなお値段はします。)

ボナンザコート

まず、多少はブリスター(水ぶくれ)対策になると思われるので、たもの柄の元竿全体にボナンザコート(フッソコート)を施します。

そして、ここでコツなのですが、たもの柄の元竿の長さプラス4mm程度に熱収縮チューブをハサミでカットし、たもの柄の元竿の両端それぞれに2mm程度ずつ余らせておきます。

3回も失敗して(笑)わかりましたが、熱収縮チューブはラジアル(半径)方向だけでなく、タテ方向にも縮むので、これも考慮しておく必要があるのです。

そして、ガスコンロでまんべんなくたもの柄の元竿の中央部分から、空気を抜くようにして、手早くあぶっていきます。なお、熱湯で収縮させる方法もありますが、熱湯をある程度準備する必要があり、手間がかかりますので、私はガスコンロ方式で施工しています。

このとき、たもの柄自体もかなり熱くなりますので、軍手の着用は必須です。

なお、たもの柄の両端は特に、水で洗ったときにスキマがあると水分が入り込んで、たもの柄のブリスター(水ぶくれ)発生の原因になりますので、ていねいに密着させましょう。

たもの柄の保護(施工前)
たもの柄の保護(施工前)
たもの柄の保護(施工後)
たもの柄の保護(施工後)

これが、透明の熱収縮チューブで保護した、たもの柄です。

ちょっとの手間はかかりますが、これで無造作に扱っても、たもの柄にキズが入ることはなくなり、かつ釣りにも集中できます。